秘密の花園

喪女のつれづれ日記

大嫌い大嫌い大好き

 

決死の宣言もむなしく、早速ブログを放置して早数日。

いつの間にか桜の蕾も開いて、街中に人が溢れ始めた。

 

リクルートスーツとフレッシュマンスーツ。

似て非なる両者だが、どちらも何かのスタートを切っていることは同じ。

 

新しい風を吹かせる存在…

全てが眩しく感じる。

 

いや、私も彼らと同じで、今年から新社会人になる正真正銘のニューカマーパーソン☆なはずなのだけど…

 

 

哀しいかな。整形失敗めばちこブスの心に春は訪れない!!!

 

 

(整形の詳細については以前の記事参照)

 

 

 

術後2週間経ったわけだが、トンデモない幅の二重は落ち着かず…

それどころか、針穴に水ぶくれが出来、病院で処置を受ける羽目になった。

 

「いつから修正手術ができますか?」

と必死の形相で言う私に、医師は「とりあえず2ヶ月待って!絶対幅、せまくなりますから。」の一点張りだ。

とはいえ、「絶対」と言われるとちょっと安堵するのが人のさが。その日はなんとなく前向きに病院を後にしたものの、後日対面した父や祖母から「なにその瞼、気持ち悪」と言われることによって、また気分は奈落の底へと落ち込んでしまった。

 

 

 

わたしは超一流の美女になりたかったわけではなくて…

ただ、普通の女の子と同じような控えめな二重になれればよかったのに。

 

せめてブス、とは言われないような。

 

 

ところが今鏡に映るのは出来損ないのデメキンのような顔だ。

 

 

こうなってみて、初めて以前の私の涼やかな奥二重も悪くなかったかもなんて思い始めたりして。(遅いっつーの)

 

 

 

人間無い物ねだり。

でもそれはきらめく向上心と表裏一体なのよ。

ただ、顔の失敗を取り返すのは難しい。

 

 

 

 

せめて仕事は頑張ろうと、入社前の交流会に乗り込んだけれど、人と話していると目が気になって自然とうつむき気味になっていく。

人見知りを隠すためにワインを喉に流し込む。頭が朦朧とする中、ひたすらに自己紹介を繰り返しお辞儀をする。上司のグラスにお酒を注ぐ、サラダを取り分ける…

わたしがそんな作業に追われている横で、同期入社の女の子は笑顔で女性社員とハグしてLINE交換している。

あーあ。

 

もうこの世、わけわからん。

 

 

 

 

 

それでも生きていかなきゃいけない。

お金は稼がなきゃいけない。

時間は一刻一刻と過ぎ去ってゆく。

 

 

 

逃れられない重圧を感じながら、美しく舞い踊る小田さくらを見る。

 

「コンプレックスは武器に変えて My努力よ裏切らないで ケ・セラ・セラ Set up!」

 

彼女のためにあるような歌詞だと思う。常にパフォーマンスも容姿も最新が自分の最上となるように、努力し続ける彼女の不屈の精神には感服する。

 

 

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プリーズレスキューミー!!って言ってるだけじゃダメだって、分かってはいるんだけどね。

 

 

 

頑張る力を誰か私にください…

 

 

 

 

 

 

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